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コラム

ベランダの水漏れについて

2021.12.17



ベランダは、屋根がある屋外スペースのことを指します。
雨風の影響を受けやすいベランダは、いつの間にか水漏れを起こしていることがあります。
ここでは、ベランダの水漏れについて説明します。

▼ベランダの水漏れが起こる原因
■防水層の劣化
ベランダの防水層には、frp防水やシート防水、またはウレタン防水が多く採用されていますが、それぞれの防水加工はどんどん劣化していきます。
太陽や雨水の影響を受けるだけでなく、洗濯物を干したりガーデニングをする際に歩くだけでも摩耗しているのです。
ベランダの防水層の耐用年数は約10年と言われています。
外壁や屋根の外壁塗装と同時にベランダの防水加工を行う方が多いようです。

■腰壁の劣化
ベランダの転落防止用の腰壁も少しずつ劣化していきます。
塗膜が劣化するだけでなく、ひび割れが生じて水漏れが生じることがあります。

■笠木の劣化
腰壁の劣化防止のために設置されている笠木は、防水性や耐久性に優れています。
しかし、劣化によって笠木が外れかけていたり腰壁と笠木の接合部に隙間ができている場合は水漏れの原因と考えられるでしょう。

▼ベランダの水漏れによるトラブル
ベランダが外壁よりも外側にある場合、雨水の吹込み量が多くなるため、水漏れが起こりやすくなります。
そのまま放置すると、ベランダの軒天に雨染みが生じることもあります。
最悪の場合、ベランダ自体が腐食してしまうので気を付けましょう。
一方で、ベランダが外壁から張り出していない場合は、ベランダの水漏れが屋内まで侵食してくるため要注意です。

▼まとめ
ベランダは雨風の影響を受けやすく、防水加工を施していても劣化によって水漏れの可能性が高まります。
定期的にメンテナンスをすることや、排水溝に葉っぱやゴミが詰まらないようこまめにチェックしましょう。

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