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コラム

雨の日でもできる防水工事について

2022.09.01



防水工事の施工日を考えた時に、「雨が降ったらどうなるのだろう?」と心配になる方もいるでしょう。
工事予定日が大幅に延期にでもなったら、スケジュールの調整が心配になりますよね。
今回は、雨の日でもできる工事とできない工事についてお伝えしていきますので、一度参考にしてください。

▼雨の日でもできる防水工事とは?
シート防水工事であれば、多少雨が降っていても工事を行うことが可能です。
とは言え、連日の雨や土砂降りの場合は、下地とシートの間に水分・湿気が溜まってしまう恐れがあるので、それを適切に排出する必要があるでしょう。
躯体(建築物の構造体)の上にも大量の雨水が溜まっているような状態だと、水の蒸発が追いつかず、シートのよじれ・破れ・重なり部分の剥がれにつながる恐れがあります。
そのため、雨の日におこなうシート防水工事は、雨の降り方や現場の状況をしっかりと確認した上で進めていくことが重要だと言えます。

■雨の日にはできない防水工事

・ウレタン防水
ウレタン防水は、塗装する場所が湿っていたり、完全に硬化する前に雨に濡れると、硬化不良になる恐れがあります。

・FRP防水
ウレタン防水に比べると硬化時間がはるかに速いFRP防水ですが、塗装をしてから硬化するまでの間に雨に濡れると硬化不良の原因になってしまいます。

・アスファルト防水
アスファルトを溶かして下地に塗布する際などに、雨水が混ざることは好ましくありません。

▼まとめ
シート防水であれば、大雨でない限りは、工事を行うことができます。
しかし、それ以外の防水工事(ウレタン・FRP・アスファルト)は、施工不良を避けるためにも、雨の日には工事を中止せざるを得ません。
梅雨時期に入ってから防水工事を行う場合や、雨によって工事が延期になるのを避けたいという方は、「シート防水」を検討してみてはいかがでしょう。

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