2022.07.01
防水工事では、3年~5年に1度、「トップコート」の再塗装が必要とされています。
しかし中には、「雨漏りしていないのに、なぜトップコートの塗装が必要なの?」と気になる方もいるでしょう。
この記事では、トップコートの必要性と、塗装が必要な劣化症状についてお伝えしていきます。
▼トップコートの必要性
防水工事において、トップコート塗装が必要な最大の理由は、「防水層」を保護するためです。
(※防水層:防水を担う部材のこと)
防水層だけでは紫外線などの影響でひび割れや剥離が起きやすくなり、雨漏りを十分に防げないため、防水層を守るためにトップコートが塗装されています。
とは言え、このトップコートも、紫外線を浴び続けることで劣化していくので、定期的にメンテナンスを行う必要があるのです。
■塗装が必要な劣化症状について
トップコート塗装の耐用年数は、おおよそ3~5年とされています。
しかし、以下のような症状が見られた時は、前回の施工から3年経過していなくても、メンテナンスのタイミングと考えましょう。
・チョーキング現象
塗装面を手で触った時に白っぽい粉が付くようであれば、塗膜の保護機能が低下しているサインです。
・塗膜のひび割れや剥離
トップコートのひび割れや剥離は、防水層との接着力が弱まることで発生します。
小さな隙間から、雨水や外気が入り込んでしまうので、早めに塗り替えを行いましょう。
▼まとめ
防水工事における「トップコート」とは、屋根やベランダ、屋上に施された防水層を守るための塗装のことです。
トップコートを定期的にメンテナンスすることで、防水層や建物自体の寿命を長く保つことにつながります。
トップコート塗装の塗り直しを検討中の方は、株式会社MindsRoofへお気軽にお問い合わせください。