2021.12.21
ベランダは雨風の影響を受けやすいため、防水加工が必要です。
しかし、劣化によって防水シートの浮きが発生することがあります。
ここでは、ベランダの防水シートの浮きについて説明します。
▼ベランダ防水の種類
ベランダの防水シートには、以下のような様々な種類があります。
・ウレタン防水
・frp防水
・シート防水
・アスファルト防水
▼シート防水は浮きの発生確率が高い
防水シートを下地面に貼り付ける工事を行うシート防水は、劣化により浮きが発生します。
防水シートの耐用年数は約10年で、10年を超えても補修工事を行わず放置していると浮きの発生確率が高まります。
ベランダは雨風だけでなく、洗濯物を干したりガーデニングをしたりするときに歩くだけで摩耗していきます。
防水シートの浮きが発生してきたら、補修工事を行う時期に入ってきているサインです。
■施工不良で防水シートの浮きが発生している場合
防水シートの工事を行ったばかりなのに、浮きが見られる場合があります。
その場合、施工業者の施工不良が考えられます。
防水シートを張り付ける前に下地面の処理をしますが、下地処理後に下地面が乾燥しきらないまま防水シートを張り付けると浮きが発生します。
特に、湿度の高い日に施工が行われた場合は要注意です。
防水工事の完了後、防水シートの浮きが発生していないかよく確認しましょう。
▼まとめ
ベランダの防水シートは、劣化によって浮きの発生が見られます。
そのまま放置していると、隙間から雨漏りしたり、ベランダ自体の破損にもつながるため、早めに補修工事を行いましょう。