2022.01.08
雨漏りと聞くと、屋根からポタポタ水滴が落ちるイメージを思い浮かべる人は多いでしょう。
しかし、屋根から水滴が落ちる雨漏りは、末期症状です。
雨漏りの初期症状を知っておくことで、大ごとになる前に雨漏りに対処できます。
ここでは、雨漏りの初期症状について説明します。
▼部分別雨漏りの初期症状
建物の部分によって、どんな雨漏りの初期症状が出るかが異なります。
■天井
天井に発生する雨漏りの初期症状は以下の通りです。
・天井クロスが剥がれている
・天井から水が落ちているわけではないのに水が落ちる音がする
・天井にシミができている
・天井が腐り、天井材が落ちてくる
・照明器具の中に水が溜まっている
■壁、外壁
壁や外壁に発生する雨漏りの初期症状は以下の通りです。
・壁紙が剥がれている
・壁からカビの臭いがする
・壁紙に黒カビができている
・壁紙にシミができている
・窓サッシから雨水が侵入している
・換気扇から雨水が侵入している
■屋根
屋根に発生する雨漏りの初期症状は以下の通りです。
・天井裏で断熱材などに雨染みがある
・屋根に錆びや腐食が見られる
・棟板金の釘がゆるんでいる
・ルーフィングが劣化している
■窓
窓周りに発生する雨漏りの初期症状は以下の通りです。
・サッシを留めているビスが錆びている
・サッシ枠や下地の部分にシミがある
・シーリングが劣化している
・サッシの固定が外れて浮いている
▼まとめ
以上のような初期症状が見られたら、今後雨漏りによる被害の拡大が考えられます。
その前に業者に補修工事の依頼をしましょう。
弊社では、雨漏り調査を行うことも可能です。
建物の劣化や雨漏りが気になっている方は、ぜひ弊社までご相談ください。