2022.04.01
建物は、毎日少しずつ劣化しています。
そのため、定期的なメンテナンスが必要ですが、そのメンテナンスにもいろいろな種類があります。
ここでは、補修工事のタイミングについて説明します。
▼特に補修工事が必要なのは外壁と屋根
外壁と屋根は毎日紫外線や雨風にさらされているため、建物の中でも特に劣化スピードが速いです。
築年数ごとにどのようなメンテナンスが必要か見ていきます。
■築10年
家を建ててから10年が経過する頃には、外壁材やシーリングに劣化が見られます。
特にシーリングはひび割れや剥離が発生している可能性が高く、補修工事が必要です。
外壁や屋根は、塗装の耐用年数が約10年なので、塗り直しを行った方が良いでしょう。
■築20年
築10年で外壁塗装の塗り替えや、シーリングの補修工事をしていても、さらに10年経つとまた劣化が進んでいます。
外壁は外壁材自体が劣化している可能性もあるので、ひび割れやタイル剥がれが見られる場合は補修工事が必要です。
瓦屋根の場合は、瓦が剥がれていたりひび割れていることがあります。
塗装の塗り直しと合わせて補修工事を行っておきましょう。
また、築20年になると、内装設備の機能性も落ちてきます。
配管や換気システムの補修工事が必要かどうか確認しましょう。
■築30年
築30年を迎えると、それまでメンテナンスが少なかった部分の劣化症状が顕著に現れます。
内装、外装共に補修工事を行う必要が出てくるでしょう。
▼まとめ
補修工事は定期的に必要になります。
長く快適に暮らすために、適切なタイミングで補修工事を行いましょう。