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補修工事をすべきクラックについて

2022.03.22



外壁にクラックと呼ばれるひび割れが発生した場合、補修工事をした方が良いのでしょうか?
実は、補修工事をすべきクラックと、今すぐ補修工事をしなくても良いクラックがあります。
ここでは、補修工事をすべきクラックについて説明します。

▼クラックの種類と発生する原因
■ヘアクラック
細いひび割れのことを指します。
ひび割れの見た目が髪の毛に似ているため、ヘアクラックと呼ばれています。
経年劣化により生じます。

■乾燥クラック
外壁材の水分が蒸発して起こるのが、乾燥クラックです。

■構造クラック
幅が0.3㎜以上、深さが0.5㎜以上の大きなクラックを指します。
寒冷地で多く見られ、凍結と融解が繰り返されることで起こります。

■縁切れクラック
外壁の増設や補修の際に起こりうるクラックです。
塗装を中断したり、部分的にやり直すことで境目にひび割れが生じます。

▼補修工事をしなくて良いクラック
以上のクラックの中で、補修工事の必要がないものは、ヘアクラックです。
細いクラックは塗装膜のみにひび割れが生じている状態で、外壁材そのものは傷ついていません。
しかし、そのまま何年も経過すると、ひび割れが大きくなってくる可能性はあるので、将来的には補修工事を行いましょう。

▼補修工事をすべきクラック
クラックの補修工事をすべき場合は、クラック幅が0.3㎜以上ある場合です。
幅が0.3㎜以上1.0㎜以下の場合は、早めに補修工事を行いましょう。
幅が1.0㎜を超えるクラックに関しては、速やかに補修工事をすることをおすすめします。
大きいクラックは、家の致命的な劣化へと導きます。

▼まとめ
クラックは建物の劣化により生じますが、クラックの種類によって補修工事を行いましょう。
補修工事が必要かどうかわからない場合は、一度業者に依頼して点検を行ってもらっても良いでしょう。

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