2022.08.15
防水工事にはさまざまな種類があり、どれを選ぶかによって、費用・耐用年数などが変わってきます。
そのため、「どの工法を選んだらいいの?」とお悩みの方も多いでしょう。
今回は、防水工事の種類ごとのメリット・デメリットについて解説していきますので、一度参考にしてください。
▼防水工事の種類ごとのメリット・デメリット
建物を雨水などの水分から守るための防水工事には、大きく分けて4つの種類があります。
それは、「ウレタン防水」・「FRP防水」・「シート防水」・「アスファルト防水」です。
それぞれの工事のメリット・デメリットを見ていきましょう。
■ウレタン防水
ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を複数回塗ることで、水分の浸入を防ぐという防水方法です。
・メリット
安価で耐久性が高く、どんな形状の場所でも施工が可能です。
・デメリット
アスファルト防水やFRP防水と比較すると耐用年数が短いです。
■FRP防水
FRP防水とは、FR P(繊維強化プラスチック)樹脂とガラスマットを組み合わせて防水層を構成する防水方法です。
・メリット
非常に丈夫で、水密性に優れています。
・デメリット
施工費用や、メンテナンス費用がやや高めです。
■シート防水
塩ビ樹脂や加硫ゴムを主成分としたシートを貼り付けることで、防水処理を施す工法です。
・メリット
耐久性が高く、総合的なコストパフォーマンスが高いです。
・デメリット
シート同士のつなぎ目部分に欠陥が生じる場合があります。
■アスファルト防水
アスファルト防水とは 、ルーフィングシートを複数層重ねていく防水工法です。
・メリット
防水工事の中では最も耐用年数が長く、耐荷重性や水密性に優れています。
・デメリット
防水工事に使用する素材は重量があるので、建物に負担がかかります。
また、工事中は異臭や煙が発生するので、近隣住民からの苦情対策を検討する必要があるでしょう。
▼まとめ
防水工事には主に4つの種類があり、それぞれ違った特徴があります。
そのため、メリットだけではなく、デメリットについてもしっかりと理解し、施工場所の環境に合った工法を選ぶことが重要です。
「地震や台風に備えたい」、「防水工事がいくらかかるのか知りたい」という方は、株式会社MindsRoofへ、お気軽にお問い合わせください。