2022.05.01
家の外壁補修工事のタイミングは、一般的に「10年」が目安とされています。
しかし、建物の構造や立地環境によっては、それより早く劣化が進行している場合もあることをご存じですか?
この記事では、外壁補修工事を行う時期の目安について解説していきます。
▼外壁補修工事を行う時期の目安について
冒頭でもお伝えしましたが、外壁補修工事のタイミングはおよそ10年に1度です。
しかし、以下のような症状が見られた時は、前回の施工もしくは新築の購入から10年経過していなくても、メンテナンスのタイミングと考えましょう。
・チョーキング現象
外壁のチョーキング(白亜化)現象とは、塗料に含まれている顔料が、チョークの粉のように塗膜表面に出てくる現象のことです。
チョーキング現象が起きている場合は、塗膜の保護機能が低下しているサインなので、メンテナンスのタイミングと考えましょう。
・ひび割れ
モルタルやコンクリートの壁の表面や、外壁材のつなぎ目に使う目地(コーキング)に、ひび割れが発生することがあります。
ひび割れが発生する主な原因は、乾燥や経年劣化、揺れによるものです。
症状が悪化すると、壁の表面から外壁下地にまで割れが到達し、雨漏りや害虫の発生につながる恐れがあります。
そのため、軽度なひび割れであっても放置せず、症状がみられた時はなるべく早めに対処しましょう。
▼まとめ
外壁補修工事のタイミングはおよそ10年に1度ですが、「チョーキング」や「ひび割れ」の症状がみられた時は早めの対策が求められます。
外壁を手で触って白い粉が付くかどうか、壁の表面に小さなひび割れが起きていないかを、定期的にチェックしましょう。
弊社では、建物の補修・修繕、防水工事などを承っております。
点検調査は無料で対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。